プロボクシングのライト級元世界主要3団体統一王者で、母国ウクライナの領土防衛隊に参加していたワシール・ロマチェンコ(34)が、10月29日にニューヨークでジャーメイン・オルティス(米国)とのノンタイトル12回戦に臨むことが決まった。昨年12月以来の試合となる。プロモーション会社のトップランクが12日に発表した。 ロマチェンコはトップランクを通じ、「戻ってこられてうれしい。4団体の王座を統一することが目標。今回の試合はすべてのウクライナ人にささげたい」との談話を出した。 今年6月に当時世界3団体統一王者だったジョージ・カンボソス(オーストラリア)と対戦する計画があったが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて断念した。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ロマチェンコ ボクシングライト級元世界3団体統一王者(EPA時事)