陸上の日本学生対校選手権は9日、たけびしスタジアム京都で開幕し、女子1万メートルは日本歴代3位の自己記録を持つ不破聖衣来(拓大)が32分55秒31で制した。同走り幅跳びは高良彩花(筑波大)が大会記録を35年ぶりに更新する6メートル50をマークし、連覇を果たした。 男子の400メートル決勝は、7月の世界選手権1600メートルリレー代表の中島佑気ジョセフ(東洋大)が46秒18で優勝。1500メートル決勝は飯沢千翔(東海大)が3分45秒33で3年ぶりに制した。110メートル障害予選では、世界選手権代表の村竹ラシッド(順大)が13秒56の5組1着、全体トップで10日の準決勝に進んだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子1万メートルで力走する不破聖衣来(左手前)=9日、たけびしスタジアム京都 〔写真説明〕女子走り幅跳びを大会新記録で制し、笑顔の高良彩花(中央)=9日、たけびしスタジアム京都