東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、出版大手KADOKAWAに関しても受託収賄容疑や贈賄容疑で逮捕者が出たことについて、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は6日、東京都内で「極めて残念。オリパラのイメージが非常に悪くなる。われわれは謙虚に受け止めて、できることを精いっぱいやっていくしかない」と述べた。札幌市と進める2030年冬季五輪・パラリンピック招致への影響については「厳しい状況は続いている」との認識を示した。  スポーツ庁の室伏広治長官は事件規模が拡大していることに関し、「関係団体を含めて調査に協力するということなので、見守っていきたい」と話した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 JOC会長「謙虚に受け止める」=五輪汚職