大会連覇が懸かっていた吉田は何とかプレーオフに持ち込んだものの、一歩及ばなかった。セキ・ユウティンとの1打差を追う17番(パー3)。13メートルものバーディーパットをねじ込み、「うれしかった。やっと追い付いた」。しかし、優勝には届かなかった。 プレーオフでは1ホール目、2ホール目とも長いバーディーパットがオーバー。「攻め続けられた結果かな、と思う」。ツアー3勝目は逃したが、終盤で発揮した集中力は「この先につながる」と前向きに捉えた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プレーオフを戦ったセキ・ユウティン(手前右)と健闘をたたえ合う吉田優利(同左)=4日、千葉・ゴルフ5カントリーオークビレッヂ