広島は大瀬良が粘りの投球で7月1日以来の白星を手にした。再調整を経て、3週間ぶりに1軍のマウンドへ。「大事なゲームが続く。何とか勝ちたい」と強い思いを込め、再三のピンチを切り抜けて7回を6安打無失点。チームの連敗も止め、「ほっとした。本当に迷惑ばかりかけた」と振り返った。 再調整中の2軍登板はなく、時間をかけてフォームや体の開きなどを修正。佐々岡監督は「しっかりと体全体を使った中で、生きた球を投げていた」と評価。大瀬良は「ずっと上でみんなと戦うのが理想。残りの試合もチームの勝ちに貢献したい」と言葉に力を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕7回、代打の戸柱を抑えグラブをたたく広島先発の大瀬良=2日、マツダスタジアム