ボクシングの女子ダブル世界戦は1日、東京・後楽園ホールで行われ、世界ボクシング機構(WBO)アトム級タイトルマッチ10回戦は、挑戦者の黒木優子(YuKOフィットネス)がチャンピオンの鈴木菜々江(シュウ)を3―0の判定で破った。ミニフライ級のタイトルを保持していた2017年以来の世界王座に就き、2階級制覇を達成した。鈴木は初防衛に失敗。 国際ボクシング連盟(IBF)アトム級タイトルマッチ10回戦は挑戦者の岩川美花(姫路木下)が、チャンピオンの宮尾綾香(ワタナベ)に3―0の判定で勝って世界王座に返り咲いた。宮尾は初防衛に失敗した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕世界ボクシング機構(WBO)女子アトム級タイトルマッチに勝ち、世界2階級制覇を果たした黒木優子=1日、東京・後楽園ホール