プロボクシングのバンタム級で世界主要4団体の王座統一を目指す井上尚弥(29)=大橋=が、残る一つのタイトルとなる世界ボクシング機構(WBO)の王者ポール・バトラー(英国)と12月13日に日本で対戦することに合意したと24日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が関係者の話として伝えた。 井上尚は今年6月に世界ボクシング評議会(WBC)王者のノニト・ドネア(フィリピン)を下し、日本選手で初めてとなる世界主要3団体統一王者になった。その後、米老舗専門誌リング選定の全階級を通じた世界ランキング「パウンド・フォー・パウンド」で日本選手初の1位に。4団体統一を果たした後は、スーパーバンタム級に階級を上げての4階級制覇もにらんでいる。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕井上尚弥選手