第104回全国高校野球選手権大会第11日は16日、甲子園球場で3回戦が行われ、3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)が準々決勝に進んだ。九州学院(熊本)は12年ぶりの8強入り。聖光学院(福島)、下関国際(山口)も駒を進めた。 大阪桐蔭は二松学舎大付(東東京)を4―0で下した。一回に丸山、海老根の連続適時打で2点を先制し、二、四回にも加点した。九州学院は国学院栃木(栃木)を4―0で破った。 聖光学院は敦賀気比(福井)を8―1で破って2016年以来、下関国際は浜田(島根)に9―3で快勝して18年以来となる8強入り。 試合後の抽選で、18日の準々決勝第3試合は大阪桐蔭―下関国際、第4試合は聖光学院―九州学院に決まった。第1試合は愛工大名電(愛知)―仙台育英(宮城)、第2試合は高松商(香川)―近江(滋賀)。17日は休養日。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕1回裏大阪桐蔭1死一、三塁、適時打を放つ海老根(右)=16日、甲子園 〔写真説明〕1回裏九州学院2死二塁、村上慶が先制適時打を放ち、ガッツポーズ=16日、甲子園