ゴルフの全米女子アマチュア選手権を馬場咲希が制したことを受け、1985年大会で日本勢初の優勝を果たした服部道子さん(53)がマネジメント会社を通じてコメントを発表し、「彼女は私よりもはるかにスケールが大きい。全米女子オープンで初めて見た時から、すごい選手が出てきたなと感じていた」とたたえた。  84年の日本女子アマ選手権を当時の史上最年少の15歳9カ月で勝った服部さん。初出場だった翌85年の全米女子アマは決勝を5アンド4で制した。当時を「その場にいられるのが楽しくて、思い切りできたのがよかった」と振り返った。米テキサス大に進学し、帰国後は国内ツアーで18勝を挙げるなど活躍。98年には賞金女王に輝いた。  11アンド9の大差をつけた馬場の優勝を「圧巻のゴルフ」と評価。24日開幕の世界女子アマチーム選手権の代表に入ったことにも触れ、「そこでの活躍、さらなる飛躍を楽しみにしている」と期待を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕服部道子さん
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 服部さん、馬場の快挙を祝福=85年全米女子アマ優勝者―ゴルフ