第104回全国高校野球選手権大会第10日は15日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、高松商(香川)、近江(滋賀)、仙台育英(宮城)、愛工大名電(愛知)が準々決勝に進んだ。 高松商は九州国際大付(福岡)に2―1で競り勝ち、52年ぶりの8強入り。四回に井桜の適時打で勝ち越し、渡辺和が完投した。近江は海星(長崎)を7―1で下し、2年連続でベスト8入りした。 仙台育英は明秀日立(茨城)に5―4で逆転勝ちして3年ぶりに準々決勝進出。愛工大名電は明豊(大分)を5―2で破り、名古屋電気時代の1981年以来、41年ぶりに8強入りした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕九州国際大付に完投勝ちし、喜ぶ高松商の渡辺和(右)。左は捕手の大坪=15日、甲子園 〔写真説明〕7回裏近江2死満塁、満塁本塁打を放ちガッツポーズする山田=15日、甲子園 〔写真説明〕7回裏仙台育英1死満塁、岩崎の犠飛で生還し、喜ぶ三塁走者・秋元=15日、甲子園 〔写真説明〕5回裏愛工大名電2死一、二塁、有馬が適時打を放つ=15日、甲子園