【ワシントン時事】米大リーグ機構は12日、昨季のナ・リーグ本塁打王に輝いたパドレスのフェルナンド・タティス内野手(23)が、運動能力の向上効果がある禁止薬物クロステボルに陽性反応を示したとし、80試合の出場停止処分を科したと発表した。タティスは「治療の一環でうっかり飲んでしまった。とても落胆している」と声明を出した。  タティスは大リーグデビューした2019年に打率3割1分7厘、22本塁打をマークするなど活躍。昨年2月にはメジャー史上最長となる14年、総額3億4000万ドル(当時約357億円)の契約を結んだが、今季は開幕前に左手首を骨折して公式戦に出場していない。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 タティスが80試合出場停止=禁止薬物に陽性反応―米大リーグ・パドレス