アイスホッケー女子で、ソチから北京までの五輪3大会連続で日本代表主将を務めたFW大沢ちほ(30)が10日、札幌市内で引退会見し、「競技生活はずっと楽しかった。ずっと幸せで恵まれた環境でプレーできた」と感慨深げに語った。 引退の決断に至ったのは、北京五輪で選手としての限界を感じたことと、アイスホッケーの普及活動への思いが強くなったからだという。 札幌を拠点とした競技人口増加を目的に、既にプログラムも作成。札幌市が2030年冬季五輪招致を目指していることもあり、アイスホッケーはもちろん、「北海道内のウインタースポーツをもっと盛り上げたい」と意欲的に話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕引退会見に臨んだアイスホッケー女子の大沢ちほ。五輪3大会連続で日本代表主将を務めた=10日、札幌市