阪神は盤石の継投で僅差の勝負を物にした。先発の伊藤将は打たせて取って6回をソロ本塁打の1失点に抑え、終盤の3回は連投になった浜地、湯浅、岩崎がぴしゃり。湯浅は30ホールドに到達。直球で押しつつ、吉川には5球フォークを続けて圧倒する投球を見せ、「強気で向かっていけた。いい状態をキープできるようにしっかり調整したい」と話した。 チーム防御率はリーグ唯一の2点台。苦しい展開でもきっちり抑える投手陣に、矢野監督は「本当に頭が下がる」と感謝した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する阪神先発の伊藤将=3日、東京ドーム