ソルトレーク招致、支持8割=地元世論調査―30年冬季五輪
時事通信社 2022年08月03日 19:10:39
2030年と34年の冬季五輪・パラリンピック招致に関心を示している米ユタ州ソルトレークシティーの地元メディア、デザレット・ニューズは3日までに、最新世論調査で州民の79%が五輪招致に賛成だと伝えた。反対は16%。17年の支持率89%よりは低下したが、招致チームのブロック氏は「信じられないほど力強い」と前向きに捉えた。 調査は7月にユタ州の801人を対象に実施。米国では28年夏季五輪のロサンゼルス開催が決まっており、冬季五輪招致は資金調達の懸念から連続開催となる30年より34年が望ましいとの見方がある。ブロック氏は「30年か34年に招致できると強く信じている」と述べ、02年以来のソルトレークシティー五輪実現への自信を見せた。 30年五輪は札幌市やカナダのバンクーバーも関心を示している。札幌市が3月に実施した市民への郵送調査では「賛成」と「どちらかと言えば賛成」が52%、北海道民へのインターネット調査では57%で機運醸成が課題とされる。国際オリンピック委員会(IOC)は年内に候補地を絞り込み、来年5~6月の総会で開催地を決める見通し。(時事)【時事通信社】
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