第26回全国高校女子硬式野球選手権大会は2日、甲子園球場で決勝(7回制)が行われ、横浜隼人(神奈川)が開志学園(新潟)を延長十回4―3で下して初優勝を果たした。決勝が甲子園で開催されたのは、昨年に続き2回目。 横浜隼人は1点を追う七回に加藤の右前打で同点に。タイブレークに突入した十回、2死二、三塁で水島が決勝の2点中前打を放った。本橋は最速110キロの直球をテンポ良く投げ、9回2失点。十回は五十嵐が相手の反撃を1点に抑えた。 殊勲打の水島は「最高。(甲子園は)初めて見た景色で緊張したが、ここで勝ててよかった」と笑顔。敗れた開志学園の原田主将は悔し涙を流しながらも「すごい楽しい試合ができた」と話した。 大会には過去最多の49チームが参加。準決勝までは兵庫県丹波市で行われた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕硬式野球の全国高校女子選手権で優勝し、記念撮影する横浜隼人の選手たち=2日、甲子園