九州学院、有田工など4校で集団感染=夏の甲子園、日程変更で対応―高校野球
時事通信社 2022年08月02日 18:42:25
日本高校野球連盟は2日、第104回全国選手権大会(6日開幕、甲子園球場)の大会前PCR検査の結果を公表し、九州学院(熊本)、有田工(佐賀)、帝京五(愛媛)、浜田(島根)の4校で新型コロナウイルスの集団感染が起きていると発表した。大会の緊急対策本部で判断した。 検査対象は49代表校の選手、指導者ら1641人で、陽性者は10校26人。学校ごとの人数は個人情報につながるとして公表していない。残り6校の事例は個別感染と判断された。 集団感染への救済措置として、4校は出番が最も遅くなる第7日に組まれた2回戦3試合に初戦を割り振ることを決定。その上で、当該3試合を第8日にずらし、感染者の回復時間を確保する。2回戦の順序が変わることで、3回戦も一部で日程が変わる。 3日の組み合わせ抽選会と6日の開会式は、4校を除く45代表校が参加して実施。抽選会では、4校のくじを日本高野連の宝馨会長が代わりに引く。 (了)【時事通信社】
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