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世界選手権の女子やり投げではこれまで、2011年大邱(韓国)大会での海老原有希の8位が最高。男子は09年ベルリン大会で、村上幸史が日本勢初の表彰台となる銅メダルを獲得した。五輪の女子では1932年ロサンゼルス五輪で真保正子が4位、36年ベルリン五輪で山本定子が5位に入賞した例がある。
北口選手は北海道旭川市出身で、旭川東高から日大に進学。東京五輪では日本勢57年ぶりに決勝に進んで12位だった。今年6月には世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)で日本選手として初めて優勝した。
◇日本人メダリストの略歴
北口 榛花(きたぐち・はるか)JAL所属。北海道・旭川東高1年でやり投げを始め、3年時の15年世界ユース選手権で優勝。日大4年時の19年に世界選手権初出場、同年10月に66メートル00の日本記録樹立。21年東京五輪は同種目の日本勢で57年ぶりに決勝に進んで12位。今年6月に世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグで日本勢として全種目を通じて初優勝。179センチ。24歳。北海道出身。
(了)
【時事通信社】
〔写真説明〕女子やり投げで銅メダルを獲得し、日の丸を掲げる北口榛花=22日、米オレゴン州ユージン(代表撮影・時事)