フェンシングの世界選手権は20日、カイロで行われ、女子サーブル個人で23歳の江村美咲(立飛ホールディングス)が初優勝を遂げた。世界選手権での日本勢金メダルは2015年大会男子フルーレの太田雄貴以来2人目で、女子では初の快挙。サーブル日本勢の表彰台も初めて。 昨夏の東京五輪13位の江村は順調に勝ち進み、決勝では世界ランキング1位のアンナ・バシタ(アゼルバイジャン)を15―10で破った。 男子フルーレ個人は東京五輪4位の敷根崇裕(ネクサス)が3回戦で敗退した。 団体の日本は男子サーブル(星野、小久保、ストリーツ、吉田)が15位、女子エペ(黒木、佐藤、鈴木、吉村)が17位だった。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕フェンシングの世界選手権で初優勝し、金メダルを手に笑顔を見せる江村美咲=20日、カイロ(日本フェンシング協会提供)