フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を遂げ、世界選手権も2度制した羽生結弦(27)=ANA=が、競技会の第一線を退く意向であることが19日、関係者への取材で分かった。同日午後5時から東京都内で記者会見する。 平昌五輪での連覇は男子66年ぶりの快挙で、18年に個人最年少で国民栄誉賞を受賞した。今年2月の北京五輪はショートプログラム(SP)で8位と出遅れ、フリーで前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に五輪史上初めて挑んだが回転不足で転倒。合計4位に終わり、94年ぶりの3連覇を逃した。右足首負傷の影響で3月の世界選手権は欠場した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕羽生結弦選手