大関かど番の正代が4連勝でついに白星先行。小結阿炎の強烈な突きに耐え、逆転の突き落としを決めた。 勝ち星が挙がらずに苦しんだ序盤、取組前に偶然すれ違った間垣親方(元横綱白鵬)から「汗をかいて、(体を)温めてから行け」と声を掛けられた。その後は軽めのスクワットをしてから土俵へ。体の動きが良くなったことが勝ちにつながってきており、「押し込まれる相撲もあるが、そこをなくしていけば結果もついてくる」と正代。金言も力にして巻き返しを誓う。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕正代(右)は阿炎を突き落としで下す=18日、愛知・ドルフィンズアリーナ