【ユージン(米オレゴン州)時事】日本陸連は16日、米オレゴン州ユージンで開催中の世界選手権に出場予定だったマラソン男子の鈴木健吾(富士通)、女子の一山麻緒(資生堂)が新型コロナウイルス陽性となり、欠場すると発表した。2人は夫婦で、選手村の同部屋に滞在。発熱や喉の痛みがあるといい、同日午前の検査で確認された。  所属先で鈴木、一山をそれぞれ指導する福嶋正、永山忠幸両コーチに加え、高岡寿成シニアディレクターも陽性が判明。15日の検査では、日本選手団監督を務める山崎一彦強化委員長と役員1人が陽性だった。陽性者は5日間、隔離される。   風間明専務理事は「細心の注意をして対策していたが残念」と述べた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 鈴木と一山、コロナで欠場=山崎強化委員長らも陽性―世界陸上