【ユージン(米オレゴン州)時事】陸上の世界選手権第2日は16日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子100メートル決勝でサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06(向かい風0.1メートル)をマークし、7位に入った。 サニブラウンは準決勝で1組3着となり、タイム順で通過。世界選手権のこの種目で日本勢の決勝進出は初で、五輪を含めると90年ぶり。坂井隆一郎(大阪ガス)は準決勝で10秒23の2組6着にとどまり敗退した。 女子1万メートルで広中璃梨佳(日本郵政グループ)は日本歴代2位の30分39秒71で12位だった。五島莉乃(資生堂)は19位。1500メートル準決勝の田中希実(豊田自動織機)は4分5秒79の2組6着で敗退した。 男子の110メートル障害予選で、泉谷駿介(住友電工)は13秒56の5組3着で17日の準決勝に進出。石川周平(富士通)も通過したが、村竹ラシッド(順大)は敗退した。400メートル障害予選では、黒川和樹(法大)が50秒02の1組4着で準決勝に進んだ。走り幅跳び決勝で橋岡優輝(富士通)は7メートル86で10位だった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子100メートル決勝、力走するサニブラウン・ハキーム(右)=16日、米オレゴン州ユージン 〔写真説明〕男子110メートル障害予選、力走する泉谷駿介=16日、米オレゴン州ユージン