西武の今井が気迫の投球で今季初白星をつかんだ。三回1死一、二塁のピンチは素早いフィールディングで投ゴロ併殺打に。1点リードの六回2死二、三塁では、角中を3ボールから見逃し三振に仕留め、グラブをたたいた。「絶対抑えてやるという気持ちだけ意識して毎回投げていた。結果として表れてよかった」と喜んだ。 今季は開幕前に右内転筋を痛めるなどし、7日にようやく初登板を果たした。「けがの期間、1軍で投げられない悔しさがもちろんあった。昨年よりチームの勝ちにすごく貪欲になってきた」と言い、巻き返しを誓った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する西武先発の今井=14日、ベルーナドーム