世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が、5度目の防衛から一夜明けた14日、東京都内の所属ジムで記者会見に臨み、王座統一戦に改めて意欲を示した。 まずはフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が保持する国際ボクシング連盟(IBF)との王座統一を目指す意向で、井岡は「交渉の流れ的にはそのラインが一番強いと思う」と明かした。 対戦を熱望しているのは、世界ボクシング協会(WBA)スーパー王者で、スーパーフライ級で随一の実力を誇るフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)。「僕が2本ベルトをまとめないと引きずり出せないと思う。井岡とエストラーダがやるしかないという空気に巻き込んでいくために、(IBFの)ベルトを取りたい」と力を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕WBOスーパーフライ級王座の5度目の防衛から一夜明け、会見する井岡一翔=14日、東京都内