世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が12日、東京都内で行われ、チャンピオンの井岡一翔(志成)と指名挑戦者で同級1位のドニー・ニエテス(フィリピン)は、ともに上限体重の52.1キロをクリアした。試合は東京・大田区総合体育館で開催される。 5度目の防衛を目指す井岡は1度目の計量でリミットをわずかにオーバーしたが、トイレに行って約5分後に上限いっぱいでパス。「いつもリミットでクリアしている。今回は家のデジタル体重計との誤差だと思う。いい準備はできた」と語った。ニエテスは51.9キロだった。 両者は2018年12月の王座決定戦で対戦し、井岡は1―2の判定で敗れた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量をクリアした王者の井岡一翔(左)と挑戦者のドニー・ニエテス(右)=12日、東京都内