【ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権車いす部門は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)を4―6、7―5、7―6で下して初優勝し、車いす男子初の生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を達成した。 国枝は四大大会通算28度目の優勝。四大大会とパラリンピックを全て制する「生涯ゴールデンスラム」も遂げた。今大会は男子ダブルスとの2冠で、単複合わせた四大大会の通算優勝回数は50勝となった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕車いす部門男子シングルスで初優勝し、トロフィーを掲げる国枝慎吾=10日、英ウィンブルドン 〔写真説明〕車いす部門男子シングルス決勝でサーブを打つ国枝慎吾=10日、英ウィンブルドン