今季初優勝を狙う青木が、この日ベストに並ぶ68で回り、単独トップに立った。7番で下り3メートルを沈めて3連続バーディーとするなど、「前半はピンチもなく、いいバーディーを重ねることができた」。 スコアを伸ばした理由を「ティーアップを低くすることでフェアウエーをキープし、いい位置からセカンドショットが打てている」と説明。飛距離より精度重視の選択が奏功している。 こうしたアイデアを生み出したり、心を整えたりするのに役立っているのが、「ざんげノート」の存在。4年ぶりのツアー優勝を遂げた昨年6月から日々の思いを記し、「どれだけゴルフと向き合うか」に徹してきた。勝負の最終日も「あした何をすればいいか」を熟慮して備える。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕16番でパットを打つ青木瀬令奈=2日、神奈川・戸塚CC