昨年大会の男子100メートルで、9秒95の日本記録を樹立した山縣亮太(セイコー)がトークショーを行った。自身のイラストパネルなどがお披露目され、和やかな雰囲気の中で観客の質問にも答えた。会場に駆け付けた子どもたちに「可能性は無限大。限界を決めずにやってほしい」と呼び掛けた。 昨年10月に右膝を手術し、実戦復帰は来季の予定。イベント終了後、報道陣の取材に「けがを乗り越えた先に自己ベストで走れる自分がいると思っている。2024年パリ五輪で輝けるように、時間をかけて準備したい」。思い出の地で復活を誓った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕トークイベントで話す陸上男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太=25日、鳥取・ヤマタスポーツパーク