大相撲の二所ノ関部屋が名古屋場所(7月10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で宿舎として使う愛知県安城市内の施設が完成し、22日に公開された。土俵が2面設置されるなどの充実ぶりに、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「稽古に集中できる、素晴らしい部屋を提供していただいた」と笑顔で話した。 親方がアドバイザーを務める住宅会社が建設。2階建てで、延べ床面積500平方メートルほどの広さを誇り、風呂場にはサウナと水風呂も備える。「名古屋場所で力士が力を出せるような環境。全員勝ち越しを目標に頑張っていきたい」と力強く語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕二所ノ関部屋が名古屋場所で宿舎として使用する施設が完成し、サウナ室で撮影に応じる二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)=22日、愛知県安城市