東京が「議論の第一歩に」=組織委解散前に、橋本会長―五輪パラ
時事通信社 2022年06月21日 21:53:18
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は21日、最後の理事会を終えて東京都内で記者会見し、「オリンピック・パラリンピックが社会と世界平和に貢献し、持続可能な大会となるために議論を積み重ねていく必要がある。東京大会はその第一歩になったのでは」と振り返った。 組織委は6月末に解散予定。橋本会長は今後について「東京大会のレガシーを次世代に継承することに尽力したい」と述べた。札幌市が2030年冬季五輪招致を目指していることに触れ、「東京大会の意義や価値が伝わらない限り(地元の)支持率が上がってこないと思う」と指摘した。 武藤敏郎事務総長は総額1兆4238億円となった大会経費について、「かつてわれわれが見積もったよりも少ない金額に着地できた」と述べた。 (了)【時事通信社】
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