レスリングの世界選手権(9月、ベオグラード)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権最終日は19日、東京・駒沢体育館で行われ、女子62キロ級で尾崎野乃香(慶大)が東京五輪金メダルの川井友香子(サントリービバレッジソリューション)を破って2連覇を果たし、代表に決まった。 東京五輪のメダリストは4人が代表入りした。女子50キロ級金の須崎優衣(キッツ)、男子グレコローマンスタイル60キロ級銀の文田健一郎(ミキハウス)、同77キロ級銅の屋比久翔平(ALSOK)がそれぞれ優勝。女子53キロ級金の志土地(旧姓向田)真優(ジェイテクト)は非五輪階級の55キロ級を制した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子62キロ級で優勝した尾崎野乃香=19日、東京・駒沢体育館