中日のA・マルティネスが、来日5年目で初のサヨナラ打を放った。同点の九回無死一、三塁で速球に詰まりながらも、しぶとく中前に運んだ。仲間から手荒い祝福を受け、「水を掛けられたが大満足」と興奮気味に話した。 捕手登録だが、打力を買われて今季は主に左翼で出場。この日はビシエドの代わりに一塁を守った。低調な打線の中で存在感が増しているキューバ出身の26歳は「もっともっと活躍したい」と意欲満々だった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕9回、サヨナラ適時打を放ち祝福される中日のA・マルティネス(中央)=18日、バンテリンドーム