イタリアのミラノとコルティナダンペッツォで開催される2026年冬季五輪の実施競技から、ノルディックスキー複合が除外される可能性があるとの欧米メディアの報道に関し、複合で五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(北野建設)は17日、「もし本当に検討されているなら残念。競技の面白さで決めてほしい」と、自身のツイッターで心境をつづった。  五輪非実施の複合女子が26年五輪で採用されることが関係者から期待されている中、ドイツなどの報道では、国際オリンピック委員会(IOC)が男子も実施競技から外す可能性があると伝えられている。2月の北京五輪で、個人と団体で銅メダルを獲得した渡部暁は「複合女子は数年前から大会規模を少しずつ拡大して、レベルも上がっている。五輪競技として採用してもらえれば、ジェンダー問題はクリアになるはず」と訴えた。  IOCは24日の理事会で26年五輪の実施競技について判断するとみられている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕渡部暁斗選手
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 複合除外検討「本当なら残念」=渡部暁、心境つづる―スキー