陸上男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が17日、今季は競技から離れる意向を表明した。自身のツイッターに、「陸上人生でこれから何がやりたいのか、しっかり考える時間をつくることにしました。試合で走りたい、陸上やりたいと思うまで少しお休みします」と記した。「強くなって戻ってきます」ともつづった。  桐生は世界選手権(7月、米オレゴン州)代表選考会を兼ねた日本選手権男子100メートル決勝(6月10日)で6位と精彩を欠いた。レース後、「東京五輪が終わってからここまで、何をやりたいんだというのがあまりないままシーズンインした」と話していた。   桐生は2016年リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーで銀メダルを獲得。17年には100メートルで9秒98をマークし、日本人で初めて10秒の壁を破った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕桐生祥秀選手(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 桐生、今季の休養表明=「考える時間つくる」―陸上