体操女子で2016年リオデジャネイロ、昨年の東京の両五輪に出場した杉原愛子(22)=武庫川女大=が8日、自身のインスタグラムを更新し、全日本種目別選手権(18日開幕)を最後に第一線から退く意向を示した。「東京オリンピック後、身体的コンディションやモチベーションの維持が難しくなってきた」などと記した。 杉原は昨年10月に左膝の内視鏡手術を受け、4月の全日本個人総合選手権と5月のNHK杯は欠場していた。今後については「体操の魅力を多くの方々に知ってもらえるよう、エキシビションなどを通じ演技者として活動を継続したい」とした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕杉原愛子選手