35歳の長友が代表では久々の右サイドバックで精力的なプレーを見せた。ブラジルのビニシウスとマッチアップ。5月の欧州CL決勝で決勝点を挙げ、レアル・マドリードの14度目の制覇に貢献した21歳の新星に食らい付いた。積極的な攻め上がりから前半35分にはシュートも放った。 本職の左サイドバックは中山に定位置を脅かされており、2日のパラグアイ戦で鮮烈なデビューを飾った伊藤も台頭。今回は未招集の酒井(浦和)の代役を務める形で右で起用され「新しい長友を見せたい」と意気込んでいた。自身4度目のW杯に向け、健在ぶりをアピールした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、ブラジルのネイマール(左から2人目)をマークする長友(同3人目)=6日、国立競技場