巨人の新外国人、アンドリースの粘りは報われなかった。先発で来日初登板。四回まで毎回三塁を踏まれても、緩い変化球を軸に踏ん張った。チームは敗れたが、6回無失点に「いい一歩は踏み出せたので、この経験を次に生かしたい」。
 米大リーグで28勝を挙げた32歳の右腕。一回無死二塁で送りバントを処理した際、打者走者に飛び込んでタッチする闘志も見せた。桑田投手チーフコーチは「気迫を出してくれた。粘り強かったと思う」と評価した。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する巨人先発のアンドリース=31日、東京ドーム
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 巨人のアンドリース報われず=プロ野球