川崎は苦境から抜け出せなかった。オウンゴールで先制を許し、食い下がる京都から得点を奪えず。リーグ戦で4年ぶりの連敗を喫し、鬼木監督は「決めるときに決めないとこういう試合になる。立て直しが必要」と肩を落とした。
 自慢の攻撃陣が鳴りを潜め、3試合連続の無得点は実に10年ぶり。「緊急事態」となったが、決定機は何度もつくり、相手を上回る本数のシュートを放った。同じノーゴールでも、直近2試合よりは手応えがあるという。「練習から、決め切るところに焦点を当てないといけない」。指揮官は課題解決に意欲を燃やした。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕オウンゴールで京都に敗れた川崎イレブン=29日、サンガS
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 抜け出せない川崎=10年ぶり、3戦無得点―Jリーグ