フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)が27日、千葉市内で行われたアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演した。羽生が公の場で演技を披露するのは、2月20日の北京五輪エキシビション以来で約3カ月ぶり。
 自身の演目は歌手のスガシカオさんの歌声に合わせ、情感を込めて舞った。公演の最後には4回転トーループとトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を続けて跳んだ。
 羽生は北京五輪4位で94年ぶりの男子3連覇を逃し、フリーで五輪史上初めて挑んだクワッドアクセル(4回転半)は回転不足の転倒に終わった。五輪期間中に右足首を痛めた影響で、3月の世界選手権は欠場した。
 この日の取材対応はなかったが、公式パンフレットに掲載されたインタビューで、4回転半について「まだまだ目指すべき存在です。何よりも力を注ぎ切れるものです」などとコメントした。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕アイスショーで演技する羽生結弦=27日、千葉市美浜区
〔写真説明〕アイスショーで演技する羽生結弦=27日、千葉市美浜区
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 羽生結弦がアイスショーで演技=北京五輪以来3カ月ぶり―フィギュアスケート