体操の東日本学生選手権は21日、群馬・高崎アリーナで行われ、東京五輪男子2冠の橋本大輝(順大)が個人総合、団体、種目別の平行棒、鉄棒の4冠を果たした。15日のNHK杯から間もない中、つり輪以外は14点を上回るなど安定感を発揮し、「確実な演技構成をやり切れて、けがなく終われた。団体も優勝し、目標が達成できた」と話した。  6月の全日本種目別選手権では跳馬で最高難度の「ヨネクラ」に挑む意向を示し、「これから3週間で完成させたい」と意欲を示した。   橋本とともに今秋の世界選手権(英リバプール)に出場する土井陵輔(日体大)は個人総合3位となり、「疲労が抜けず大きなミスばかり。ふがいない」と語った。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 橋本、個人総合など4冠=体操東日本学生