昨夏の東京五輪競泳女子個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)が19日、世界選手権(6月開幕、ブダペスト)に向けた調整のため渡欧する前に東京都内で取材に応じ、「すごくわくわく、楽しみだなという気持ちが大きい」と心境を語った。 同じブダペストで行われた2017年の世界選手権では、200メートル個人メドレーで2分7秒91の日本新記録をマークした。「理想としては、やっぱりそれを超えたい」と5年ぶりの更新を目指す。 男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)も欧州の大会を転戦した後、7大会連続となる世界選手権に臨む。「独特なわくわく感とコロナ下の遠征で緊張感もある。高いレベルで泳ぎ切りたい」と意欲を示した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕欧州遠征への出発を前に心境を語る競泳女子の大橋悠依=19日、東京都北区