高橋は激しく追い上げたものの、一歩及ばなかった。17、18番の連続バーディーで通算11アンダーとし、渡辺と並んでプレーオフへ。1ホール目にバーディーパットがわずかに外れ、2ホール目で屈した。それでも、「これからの自信になる」と前向きだった。 黄金世代の実力者は、4月下旬のフジサンケイ・レディース・クラシックで待望のツアー初優勝。今大会ではただ一人、3日間とも60台で回った。「ちょっと見えてきたかな」と話す2勝目へ、手応えをつかんだようだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プレーオフ1ホール目、バーディーパットが決まらず天を仰ぐ高橋彩華=15日、福岡CC和白