日本ハムの清宮が悔しさをぶつけた。二回2死一、二塁で、低めの変化球を右翼フェンス近くまで運ぶ2点二塁打。「きのうからチャンスで思うような打席ではなかった。ほっとした」と振り返った。 敗れた前日の試合後。新庄監督は選手に向け、「1軍に残りたいという姿勢が全く見えない。バットを出さない限り、一生結果は出ない」と珍しく厳しいコメントを出した。若き大砲候補は、その檄(げき)に応える形で活躍。「迷いをなくしたい。しっかり準備して臨みたい」と次を見据えた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2回、2点適時二塁打を放つ日本ハムの清宮=11日、札幌ドーム