プロ野球ソフトバンクの東浜巨投手(31)が11日、福岡ペイペイドームで行われた西武7回戦で無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成した。4月10日に佐々木朗希(ロッテ)がオリックス戦で完全試合を記録して以来で、完全試合を含めて史上84人目(95度目)。 パ・リーグでは30人目(31度目)。ソフトバンクの投手では2019年の千賀滉大以来。試合はソフトバンクが2―0で勝った。 東浜は沖縄尚学高から亜大を経て、ドラフト1位で13年に入団した右腕。17年に16勝を挙げ、最多勝のタイトル獲得した。 ◇東浜巨の略歴 東浜 巨(ひがしはま・なお)沖縄尚学高3年の時、エースとして春の選抜大会で優勝。亜大を経て、3球団競合の末に2013年にドラフト1位でソフトバンク入団。1年目から1軍で登板し、17年に16勝を挙げて最多勝を獲得。20年は初の開幕投手を務めた。右投げ右打ち。182センチ、83キロ。沖縄県うるま市出身。31歳。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ノーヒットノーランを達成し喜ぶソフトバンクの東浜(右)=11日、ペイペイドーム 〔写真説明〕ノーヒットノーランを達成し笑顔で撮影に応じるソフトバンクの東浜=11日、ペイペイドーム