10試合ぶりに先発出場した中日のA・マルティネスが大仕事。チーム唯一の得点となるソロを含む3安打を放った。外角直球を右翼席へ放り込んだ四回の一発を「ベンチやネクストバッターズサークルでタイミングをとっていて、しっかりミスせず捉えられた」と喜んだ。 チームトップの5本塁打をマークしている石川昂や正捕手の木下が新型コロナウイルス陽性で離脱する苦しい状況。立浪監督は「よく勝った。ある意味、今出る人はチャンス。チーム内で競争していけたら」と、苦境でも口調は明るかった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕4回、先制のソロ本塁打を放つ中日のA・マルティネス=10日、神宮