3月の春場所で初賜杯を抱いた若隆景は白星スタート。北勝富士と右四つで組み合い、左から小手に振るようにして崩すと、素早く体を寄せた。大関昇進の足固めに向けて注目が集まる中、冷静に勝って「下からの意識だけ。しっかりやることをやっていきたい」と、淡々と振り返った。  人気も高まり、館内には自身のしこ名が入ったタオルを掲げるファンも目立った。応援には気付いており、「力にしていきたい」と言い切った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕若隆景(右)は北勝富士を寄り切りで下す=8日、東京・両国国技館
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 若隆景、冷静に=大相撲夏場所