仙台国際ハーフマラソン(8日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着)に出場する有力選手が7日、仙台市内で記者会見した。東京五輪女子マラソン代表の前田穂南(天満屋)は、同五輪以来約9カ月ぶりのレースに臨む。「この大会に向けて調子は良くなってきている。自分らしく楽しんで、しっかり走り切りたい」と意気込みを示した。 前田によると、昨秋に右かかとを疲労骨折し、本格的に走れるようになったのは3月から。今の状態を把握することが第一と捉えつつ、「1時間9分台で走り切って、自己ベストを狙っていきたい」と意欲をのぞかせた。 大会は過去2年、新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年ぶりに開催される。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕仙台国際ハーフマラソンに向けた記者会見で撮影に応じる前田穂南=7日午後、仙台市青葉区