ソフトバンクの柳町が持ち前の巧打を見せた。同点の六回1死二、三塁で決勝の2点二塁打。第2打席まで連続三振を喫しており「初球から振って前に飛ばそうという気持ち」で、151キロを逆方向へはじき返した。  慶大からドラフト5位で入団して3年目。開幕1軍を逃したものの、3月末にけがの栗原に代わって昇格し、アピールを続ける。10試合連続安打とし、「良い形できているので、自信が付いた」と手応えを口にした。  藤本監督は昨年、2軍監督として柳町を指導した。「安打(を打つ)というところはナンバーワンだった。調子がいい時こそ得点圏でもっと目立ってほしい」とさらなる成長に期待した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕6回、勝ち越しの2点二塁打を放つソフトバンクの柳町=5日、ペイペイドーム 〔写真説明〕ヒーローインタビュー後、撮影に応じるソフトバンクの柳町(左)と上林=5日、ペイペイドーム
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 アピール続ける柳町=プロ野球・ソフトバンク