【ロンドン時事】肋骨(ろっこつ)の疲労骨折で離脱していた男子テニス世界ランキング4位のラファエル・ナダル(スペイン)が4日、マドリードで行われたマドリード・オープンのシングルスで実戦復帰し、初戦の2回戦でミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)をストレートで下した。  ナダルは「準備がまだ十分ではない」と本調子ではないことを認めつつ、「本当に良い勝利で価値あるものだった。復帰戦で勝てば、またリズムを取り戻せる」と前向きに語った。  3月のBNPパリバ・オープンで準優勝した後に骨折が判明した。1月の全豪オープンでは、四大大会の男子シングルスで単独最多となる通算21勝目を挙げた。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 ナダル、骨折から復帰=「価値ある勝利」―男子テニス