挑戦者石沢が体重超過=条件付きで試合実施へ―WBOミニマム級
時事通信社 2022年04月21日 18:43:19
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級タイトルマッチの前日計量が21日、横浜市内で行われ、挑戦者で前日本王者の石沢開(M・T)が上限体重を2.3キロオーバーして失格となった。王者の谷口将隆(ワタナベ)は上限いっぱいの47.6キロでパスした。 日本ボクシングコミッション(JBC)は、予定通り22日夜に東京・後楽園ホールで試合を実施する方針を発表。JBCや両陣営が協議し、同日午後5時半の再計量で、石沢の体重が上限から3キロ以内に収まっていることを実施の条件に定めた。超過した場合は中止となる。JBCでは、谷口が勝つか引き分ければ初防衛、敗れた場合は王座が空位になると説明している。 石沢は21日の計量で、1度目は2.5キロオーバーの50.1キロ。2時間の猶予が与えられたが、49.9キロまでしか落ちなかった。世界戦での日本選手の計量失敗は、2018年4月に世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦を控えていた比嘉大吾が王座を剥奪されて以来。(了)【時事通信社】
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